禁煙外来

禁煙外来について

禁煙外来について「身体のことを考えてタバコをやめたい」「家族のためにタバコをやめたい」と思いながらも、なかなかやめられない・禁煙失敗を繰り返してしまう方は少なくありません。
当院の禁煙外来では、禁煙を希望している方が1人でも多く禁煙に成功できるよう、タバコをやめる辛さ・寂しさにも配慮しながら、お薬(禁煙補助薬)による禁煙をサポートいたします。
やめたくてもやめられない…どうして禁煙は続かないのか
タバコがなかなかやめられないというのは、意志が弱いからではなく、ニコチンへの身体的な依存がある「ニコチン依存症」、という病気であるためです。また、喫煙への心理的な依存、喫煙の習慣化も、タバコがやめられない原因となります。もちろん、ご自身でやめられるケースもありますが、依存の程度が強い場合には、禁煙補助薬を使った禁煙治療が必要です。

当院で取り扱う禁煙補助薬

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禁煙時のイライラ・集中困難などの症状を緩和し、禁煙を成功に導くことを目的とした禁煙補助薬です(タバコを嫌いにさせる作用はありません)。 1日1回貼るだけの簡単な使用方法で、あなたの禁煙をサポートします。

禁煙外来の保険適用条件とは

禁煙外来での治療は、1年に1回に限り、以下のすべてに該当した場合に保険が適用されます。
①ニコチン依存症のスクリーニングテストで「ニコチン依存症」という判定が出た。
②「1日の喫煙本数×喫煙年数」の値が200以上となる(※)。
③すぐに禁煙をすることを希望している。
④禁煙治療について医師から説明を受け、治療を受けることを文書で同意している。
※34歳以下の方は、「②」に該当せずとも保険が適用されます。

ニコチン依存症テスト(TDS)

以下の①~⑩のうち、5つ以上に該当する場合には「ニコチン依存症」と判定されます。

① 自分が吸うつもりであった本数よりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがあった。
② 禁煙しよう、本数を減らそうと試みて、できなかったことがある。
③ 煙煙しよう、本数を減らそうとしたとき、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがあった。
④ 禁煙しよう、本数を減らそうとしたときに、次のうちのいずれかの症状があった。(イライラ、神経質になる、落ち着かない、集中しづらい、憂うつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が早い、手のふるえ、食欲増加、体重増加)
⑤ 「④」でお尋ねした症状を消すために、またタバコを吸い始めることがあった。
⑥ 重い病気にかかったときに、タバコは良くないと分かっているのに吸うことがあった。
⑦ タバコのために自分に健康問題が起きていると分かっていても、吸うことがあった。
⑧ タバコのために自分に精神的問題が起きていると分かっていても、吸うことがあった。
⑨ 自分がタバコに依存していると感じることがある。
⑩ タバコが吸えないような仕事や付き合いを避けることが何度かあった。

禁煙治療の流れ

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禁煙外来の費用

保険診療の場合と自費診療の場合の禁煙外来の費用は、以下の通りです。

保険(3割負担) 保険(1割負担) 自費
診察のみ 5,400円 1,800円 21,744円

※自費診療の欄の費用は税込みです。
※診察のみの費用です。
※薬局によってお薬の値段が異なります。