高齢者肺炎球菌ワクチン

わが国における肺炎による死亡数は、悪性新生物、心疾患に続く第3位であり、その死亡数の約95%が65歳以上の高齢者となっています。そして、成人がかかる肺炎の原因菌の約1/4を占めているのが「肺炎球菌」です。

肺炎球菌ワクチンは、感染を予防するだけでなく、万が一かかった場合の重症化を防ぐ効果があります。65歳以上の方には接種が強く推奨されています。

グラフ:国内9研究(市中肺炎3,077症例)、上位10病原微生物
【重要】高齢者肺炎球菌ワクチンの定期接種変更について
令和8年4月1日より、名古屋市の定期接種(公費負担)の対象ワクチンが「ニューモバックス(23価)」から、より高い予防効果が期待される「プレベナー20(20価)」へ変更となりました。
※過去に公費・自費を問わず、肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスまたはプレベナー20)を一度でも接種したことがある方は、定期接種(公費助成)の対象外となります。

詳細は 名古屋市公式ホームページ(外部リンク) をご確認ください。

ワクチンの種類・費用一覧

当院で接種可能な肺炎球菌ワクチンは以下の3種類です。対象年齢や費用の詳細は表をご確認ください。

ワクチンの種類 接種対象者 回数 費用(税込)
プレベナー20 (定期接種対象) 【名古屋市定期接種】 ・名古屋市に住民登録があり、接種日に満65歳の方 ・満60〜64歳で心臓、腎臓、呼吸器等に重い障害のある方 ※過去に肺炎球菌ワクチンを未接種の方に限る 1回

5,600円
【名古屋市任意接種】 ・名古屋市に住民登録があり、満66歳以上の方 ※過去に肺炎球菌ワクチンを未接種の方に限る 5,600円
【全額自費】上記いずれも対象でない方、または過去に接種歴のある方 12,000円
キャップバックス (任意接種のみ) ・65歳以上の方 ※成人の侵襲性肺炎球菌感染症の原因血清型を広くカバーするために新しく開発されたワクチンです。 1回 15,000円
ニューモバックス (任意接種のみ) ・65歳以上の方 1回 8,300円
高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種に使用される、ファイザー社の「プレベナー20水性懸濁注シリンジ(20価肺炎球菌結合型ワクチン)」の医薬品パッケージと注射器の製品写真

プレベナー20(沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン)

令和8年4月からの定期接種(公費)対象ワクチンです。

従来のプレベナー13に血清型が追加され、より広範囲の肺炎球菌に対して高い予防効果を発揮します。

高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種に使用される、MSD社の「キャップバックス注シリンジ(21価肺炎球菌結合型ワクチン)」の医薬品パッケージと注射器の製品写真

キャップバックス(21価肺炎球菌結合型ワクチン)

初めて成人に特化して開発された最新の肺炎球菌ワクチンです。

成人がかかりやすい重症肺炎(侵襲性肺炎球菌感染症)の原因型の多くを広くカバーしている特徴があります。

💡 名古屋市 市民税非課税世帯・生活保護受給者の方へ 定期接種対象者(プレベナー20)に該当する方のうち、免除要件を満たす世帯の方は事前に確認書類をご準備いただくことで自己負担金が無料(免除)になります。必ず接種当日の受付時に証明書をご提示ください。

ご予約方法

高齢者肺炎球菌ワクチンは事前予約制となっております。 当院の受付窓口、お電話、または便利な公式LINEよりご予約を承っております。

名古屋市の中村区周辺で肺炎球菌ワクチンをご検討中なら、お気軽にお問い合わせください。