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子宮頸がんワクチン
子宮頸がんワクチン キャッチアップ接種
キャッチアップ接種とは
定期接種の機会を失った方に対する公費(無料)接種で、
2022年4月1日~2025年3月31日までの期間限定です。(初回接種は2024年9月まで)
対象者
(1)名古屋市に住民登録がある方
(2)平成9年4月2日から平成20年4月1日生の方で、子宮頸がんワクチンの接種が3回完了していない方
※接種の対象者の方には、名古屋市よりシール式接種券が送付されます。接種済みの方にも送付されていることがありますので、必ず母子健康手帳等で過去の接種回数を確認してください。
子宮頸がんとは
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で、子宮の入り口にできるがんのことです。自覚症状がないまま進行する特徴があります。
子宮頸がんにかかる女性の約16%が20~30代、子宮頸がんになる前段階の上皮内がんを含めると約38%が20~30代です。
また、上皮内がんを含む子宮頸がんの場合、発症のピークが女性の妊娠・出産年齢と重なることもあり、女性にとって深刻な病気だといえます。
子宮頸がんのほとんどは性交渉によって感染します。性交渉の経験がある女性なら誰でもかかる可能性があります。
子宮頸がんワクチンとは
子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチンです。
ワクチン接種は “感染予防” が目的であり、すでに感染したウイルスを排除する効果は認められていませんので、感染する前に接種をすることが重要となります。
ワクチンの効果は個人差がありますが、4価ワクチンで最長14年間持続すると言われています。
12~16歳で接種を受けると、26~30歳まではワクチンの効果が持続すると考えられるため定期接種が行われている時期での接種をお勧めします。
ワクチンの種類と接種スケジュール
3種類からご希望のワクチンを選択いただけます。
同じワクチンを合計2回または3回接種します。いずれも、1年以内に接種を終えることが望ましいとされています。
9価 シルガード9
2014年12月に米国で承認されて以降、現在では世界で80以上の国と地域で承認されている一番新しいワクチンです。
日本では2021年2月に発売、2023年4月から定期接種開始となりました。
9価ワクチンは、9つの型(6型/11型/16型/18型/31型/33型/45型/52型/58型)を予防するワクチンです。
接種スケジュール
初回接種の年齢によって異なります。
初回接種が15歳未満 2回目:初回接種から6か月経過後
初回接種が15歳以上 2回目:初回接種から2か月経過後
3回目:初回接種から6か月経過後
4価 ガーダシル
4価ワクチンは、4つの型(6型/11型/16型/18型)を予防するワクチンです。
2011年8月に発売、2013年度から定期接種開始となりました。
接種スケジュール
2回目:初回接種から1か月経過後
3回目:2回目接種から4か月経過後
2価 サーバリックス
2価ワクチンは子宮頸がんの主な原因となる2価(16型/18型)を予防するワクチンです。
2009年12月に発売、2013年度から定期接種となりました。
接種スケジュール
2回目:初回接種から1か月経過後
3回目:2回目接種から2.5か月経過後 かつ 1回目接種から5か月経過後
費用
定期接種(キャッチアップ接種): 無料
予約方法
ご予約はお電話のみで承っております。
ご予約をいただいてからワクチンの取り寄せとなりますので、当日のご予約はお受けできません。
持ち物
名古屋市から送付される接種クーポンと予診票をお持ちください。