- ホーム
- トラベルワクチン
トラベルワクチン
トラベルワクチン
海外では日本と異なる感染症、各国特有の感染症があります。
感染症の中でも、ワクチンの接種で予防できるものがありますので海外への渡航の場合は接種をすることが望ましいと言われています。
渡航先や滞在期間、渡航目的などによっても選択するワクチンが異なります。
ご不明な点は医師へご相談ください。
地域別 推奨ワクチン
ワクチン別 接種スケジュール
ワクチンの種類と費用
ワクチンの種類 | 薬剤名 | 費用 |
日本脳炎 | ジェービックV | 7,500円(税込) |
A型肝炎 | エイムゲン | 9,000円(税込) |
B型肝炎 | ビームゲン | 7,500円(税込) |
狂犬病 | ラビピュール | 16,000円(税込) |
破傷風 | 沈降破傷風トキソイド | 3,500円(税込) |
おしらせ
- 渡航前までに2回目接種までは必ず終了させます。帰国後などに3回目接種を行うことがあります。
- ワクチンは最大4種類までお選びいただけます。
- 複数のワクチンを接種ご希望の場合、接種スケジュールのご相談をさせていただきます
- 接種証明書をお渡しいたします。
日本脳炎ワクチン
日本脳炎 とは
日本脳炎とは、蚊を介して日本脳炎ウイルスに感染し、急性脳炎を起こす病気です。ヒトからヒトへの感染はなく、約300~1000人に1人の割合で急性脳炎を発症します。
数日間の高い発熱、頭痛、悪心、嘔吐、眩暈などで発病、治療が難しく、約3分の1が命を落とす怖い感染症です。
日本脳炎ワクチン(ジェービック V) とは
ワクチン接種により、日本脳炎の罹患リスクを75~95%減らすことができると報告されています。
東南アジア地域では現在でも常在性の疾患であり、しばしば大流行がみられます。日本脳炎の流行地域(中国、東南アジアなど)に渡航・長期滞在する方は接種をお勧めします。
接種対象
18歳以上
接種回数
3回
2回目:初回接種から1~4週 経過後
3回目:初回接種から1年 経過後
費用
7,500 円(税込)
A型肝炎ワクチン
A型肝炎ウイルス感染症 とは
A型肝炎ウイルス(HAV)感染により、発熱・下痢・黄疸・急性肝炎などがおこります。
HAVは糞便中に排泄されるため、患者の発生数は衛生環境に影響されやすく、発展途上国では蔓延しています。
先進国では上下水道などの整備により感染者は激減しています。
急な発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気や嘔吐が見られ、数日後には黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること)が現れます。
A型肝炎ワクチン(エイムゲン) とは
全3回のワクチン接種で、A型肝炎ウイルス抗体陰性者の100%が抗体陽性となった報告があります。
海外での主な流行地域はアジア、アフリカ、中南米で、これらの地域への渡航を予定している方にはワクチンの接種を推奨します。
接種対象
18歳以上
接種回数
3回
2回目:初回接種から2~4週 経過後
3回目:初回接種から6か月 経過後
費用
9,000 円(税込)
B型肝炎ワクチン
B型肝炎ウイルス感染症 とは
B型肝炎ウイルスによって起こる、致命的となり得る肝臓の感染症です。
血液から感染し、母子感染・注射事故・性行為・刺青などから感染する可能性があります。
急性感染期には、ほとんどの人は症状が現れません。
しかし、感染した人の中には、数週間続く急性症状を起こすことがあり、皮膚や眼球結膜の黄染(黄疸)、褐色尿、激しい倦怠感、悪心、嘔吐、腹痛がみられることもあります。
また、B型肝炎ウイルスは肝臓に持続感染することがあり、後に肝硬変や肝がんに進展することがあります。
B型肝炎ワクチン(ビームゲン) とは
全3回のワクチン接種(皮下注射)にて、B型肝炎抗体(HBs抗原、HBs抗体及びHBc抗体)陰性者の 96.1% が抗体陽性となった報告があります。
獲得した免疫は少なくとも15年間持続することが確認されています。
接種対象
18歳以上
接種回数
3回
2回目:初回接種から4週 経過後
3回目:初回接種から5~6か月 経過後
費用
7,500 円(税込)
狂犬病ワクチン
狂犬病 とは
狂犬病ウイルスを保有するイヌ、ネコおよびコウモリを含む野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりしてできた傷口からのウイルス侵入によって発症する人獣共通の感染症です。
日本では1957年以降発症はありませんが、海外では狂犬病を根絶できていないと言われています。
ウイルスが直接中枢神経を侵した場合、10日目あたりから、発熱、頭痛、全身倦怠や嘔吐などを起こします。
末梢の神経線維に感染した場合には、ウイルスは非常にゆっくりと脳へ向かうので、発症まで一般的に1カ月~3カ月程度の期間を要します。
発症後は、ものを飲み込みづらくなり、液体を飲もうとすると筋肉がけいれんするため、水を恐れるようになります(恐水症)。また、風をおそれるようになる恐風症状も特徴的です。やがて昏睡状態となり、呼吸が麻痺し死亡します。
狂犬病ワクチン(ラビピュール)とは
狂犬病ワクチンは暴露前に接種することで、95%以上の防御効果を得られるといわれています。
狂犬病は一度発症してしまうと効果的な治療がありませんので、ワクチン接種の重要度は高いです。
狂犬病の発生が報告されている国や地域で、哺乳動物と接触する可能性がある方は事前の接種をお勧めします。
接種対象
18歳以上
接種回数
曝露前接種:3回
2回目:初回接種から7日後
3回目:初回接種から21日または28日後
※暴露後(感染後)も発症予防のため必ず追加接種が必要です。
もし旅先で噛まれたら、すぐ現地の病院へ行き接種をしてください。
費用
16,000円(税込)
破傷風ワクチン
破傷風 とは
破傷風菌は土壌中に広く存在し、切り傷などの 創傷部位から体内に侵入して感染します。
潜伏期間は3日~21日で、口から全身に広がる筋肉の痙攣、呼吸困難などにより、発症した場合の致死率が高い感染症です。
海外では傷口への対応が出来ない場合や疎かにしてしまうことで、感染する場合もありますので渡航の際に接種をご検討ください。
破傷風ワクチン とは
ワクチン接種により、100%近い方が十分な抗体を獲得すると報告されており、全3回接種で約10年間抗体がもつといわれています。
海外では傷口への対応が出来ない場合や疎かにしてしまうことで、感染する場合もありますので渡航の際に接種をご検討ください。
接種対象
18歳以上
接種回数
3回
2回目:初回接種から3~8週 経過後
3回目:初回接種から6か月 経過後以降
接種料金
3,500円(税込)
注意事項
ワクチンによっては複数回接種が必要で、それぞれ接種間隔が定められています。ご予約の場合は、期間に余裕を持ってご予約ください。
渡航先から求められる証明書など各種書類のある方は事前にお申し出ください。
予約方法
お電話、LINEにてご予約承っております。
問診票について
お電話からご予約の方は、当日窓口にてご記入いただきます。
LINEからご予約の方は、予約時に問診の入力をお願いいたします。